ジェニファー・ロペス

1969年7月24日生まれのジェニファー・ロペスは、J.Loのニックネームで知られるマルチタレントのアメリカ人アーティストである。女優、歌手、レコード・プロデューサー、ダンサー、テレビ・パーソナリティ、ファッション・デザイナー、テレビ・プロデューサーとして名を馳せている。彼女のキャリアは、人気テレビ番組『In Living Color』でダンサーとしてスタート。その後、女優業に進出し、1995年のアクション・スリラー映画『マネー・トレイン』での役で知名度を上げた。初の主役は伝記映画『セレーナ』(1997)で、その卓越した演技でALMA賞を受賞。その後、『Out of Sight』(1998年)でもALMA賞を受賞。その後ロペスは、『ウェディング・プランナー』(2001)、『メイド・イン・マンハッタン』(2002)、『Shall We Dance?(2004年)、『モンスター・イン・ロー』(2005年)、『バックアップ・プラン』(2010年)など。

ジェニファー・ロペス
ジェニファー・ロペス Depositphotos

ロペスはまた、デビュー・スタジオ・アルバム『オン・ザ・6』(1999年)をリリースして音楽業界で名声を高め、シングル「イフ・ユー・ハド・マイ・ラヴ」のナンバーワン・ヒットを生み出した。2枚目のスタジオ・アルバム『J.Lo』(2001年)は商業的にも成功し、全世界で800万枚を売り上げた。3枚目と4枚目のスタジオ・アルバム『This Is Me… Then』(2002年)と『Rebirth』(2002年)は、商業的に成功を収めた。Then』(2002年)と『Rebirth』(2005年)は、いずれもビルボード200チャートで2位を記録した。2007年、初のスペイン語フルアルバム『Como Ama una Mujer』と5枚目の英語スタジオアルバム『Brave』の2枚をリリース。新しいレコード会社と契約したロペスは、2011年4月19日にアルバム『Love? また、2012年には大ヒットアルバム『Dance Again… the Hits』を、2014年には『A.K.A.』をリリースした。

ロペスの音楽業界への貢献は、グラミー賞2部門ノミネート、ラテン・グラミー賞2部門ノミネート、アメリカン・ミュージック・アワード3部門ノミネート、全世界でのレコード売上5,500万枚以上など、数々の業績をもたらした。ビルボードは彼女を2000年代10年間のアーティスト第27位にランクインさせた。成功したキャリアに加え、ロペスは人気リアリティ番組『アメリカン・アイドル』の審査員も務めている。2007年2月には、People en Español誌の「最も影響力のあるヒスパニック」に選ばれた。ロペスはまた、その名声を利用してファッション・ラインを立ち上げ、セレブリティのお墨付きを得て様々な香水を発売している。エンターテインメント業界での仕事とは別に、ロペスは人権や予防接種の提唱者でもあり、ロサンゼルス小児病院を支援している。現在、テレビ番組『Shades of Blue』の製作総指揮と主演を務めており、賄賂と保護費で娘を支える汚職警官ハーリー・サントス役を演じている。

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