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《佳偶天成》(ジャ・オウ・ティエン・チョン):任嘉倫×王鹤潤、郭虎監督の仙侠ファンタジー——4月下旬、愛奇藝・テンセントビデオで配信開始

Molly Se-kyung

呪いを破るために結んだ偽りの婚姻。捨てて逃げるつもりだった相手が、ひとりで刃を携えて都へ向かう。《佳偶天成》(Jiā Ǒu Tiān Chéng)は、そのひとつの逆転劇から始まる仙俠ロマンスだ。

戦鬼族最後の血脈、陸浅橋(任嘉倫/レン・ジアルン)は、一族に伝わる古い呪いを解くため、皮・肉・骨・血・心の五段階の変化を経て人の形を得なければならない。彼は腐敗した役人の身分を借り、道体霊根を持つ女仙・辛枚(王鹤潤/ワン・ハーラン)と婚姻を結ぶ。辛枚は俗世では「夫を克する」팔자として知られる女だが、陸浅橋にとっては生存計画上の道具に過ぎなかった。変化を終えたあとは偽りの死を演じて姿を消し、二度と会わないつもりでいた。

しかし彼が去った後、彼女は待たなかった。ひとりで刀を手に都に上り、彼の無念を晴らしに行く。

この「守られるはずの者が動き出す」という構造的な逆転が、《佳偶天成》を同ジャンルの多くの作品と一線画す要素だ。原作は石四郎の同名小説。監督の郭虎(グォ・フー)は《鶴唳華亭》《一生一世》でのコンビを経て、再び任嘉倫と組む。

任嘉倫はこの作品を「しばらくは最後になる予定の時代劇」と公言しており、ファンの間でその発言は特別な重みをもって受け取られている。日本国内でも中国時代劇の熱心な視聴者層が存在し、《一生一世》や《千古玦塵》はビリビリジャパンやNetflixで一定の支持を集めた。今作はiQIYI国際版での配信が予定されており、日本からもアクセス可能な見込みだ。

왕허룬が演じる辛枚は、抑制された演技を得意とする女優がどこまで剥き出しの意志を体現できるか——その試みとしても注目に値する配役だ。全40話、4月下旬より愛奇藝・テンセントビデオにて配信開始。

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