【プレスリリース】「不思議の国のアリス展」 4月17日(水)より横浜高島屋ギャラリーにて開催

リスベット・タルバーグ(Lisbeth Thalberg)
【プレスリリース】「不思議の国のアリス展」 4月17日(水)より横浜高島屋ギャラリーにて開催

横浜高島屋ギャラリーでは、出版 160 周年記念 「不思議の国のアリス展」を 2024 年4月 17 日 (水)から5月6日(月・振休)まで開催します。

『不思議の国のアリス』のはじまりを知っていますか?

『不思議の国のアリス』挿絵ハリー・シーカー/彩色(1911 年)
『不思議の国のアリス』挿絵ハリー・シーカー/彩色(1911 年)
© Macmillan Publishers International Limited. THE MACMILLAN ALICE™

現在 170 以上の言語に翻訳されている不朽の名作『不思議の国のアリス』は、1862 年に、数学講師のルイス・キャロル(本名:チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)が、舟遊びをしていたリデル家の三姉妹(次女アリス)のためにきかせた即興のお話がもとになっています。

その2年後の 1864 年、ルイス・キャロルは、その即興のお話に挿絵を添えて、世界で1冊の本

『地下の国のアリス』をリデル家の次女アリスにプレゼントします。これが、『不思議の国のアリス』の原型です。

その後、挿絵を著名な風刺挿絵画家のジョン・テニエルに依頼し、『不思議の国のアリス』は 1865年に、ロンドンにあるマクミラン社から出版されました。ルイス・キャロルの挿絵をもとに描かれたテニエルの挿絵は、現在のアリスのイメージをかたちづくりました。その後、ハリー・シーカーがテニエルの挿絵の一部をカラー化。青いドレス、白いエプロン、金髪、青いリボンというアリス像がここで確立します。時を経て、ジョン・マックファーレン、ディズ・ウォリスらの手によって

『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』の挿絵は全てカラー化され、現在に至ります。

本展は、マクミラン社が有するハリー・シーカー、ジョン・マックファーレン、ディズ・ウォリスのカラー原画などを日本ではじめて紹介するものです。

そのほか、ルイス・キャロルの関連資料と、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の書籍およびカラー原画と再プリント版画から、全貌を明らかにします。

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