英国のフォークロックバンド、ムンフォード・アンド・サンズが、7年ぶりの豪州公演をシドニー・オペラハウスで行うことが発表された。この公演は、バンドの5枚目のスタジオアルバム「Rushmere」の発売を前に行われる。
グラミー賞受賞バンド、ムンフォード・アンド・サンズが、シドニー・オペラハウスのコンサートホールで豪州限定公演を行うことが決定した。マーカス・マンフォード、ベン・ラベット、テッド・ドゥエインからなるトリオは、6年ぶりの豪州公演で、3月28日に発売予定の新アルバム「Rushmere」の楽曲を披露する予定だ。
「Rushmere」は、バンドが結成を構想した南西ロンドンの池にちなんで名付けられた。このアルバムは、ムンフォード・アンド・サンズにとって7年ぶりの新作であり、トリオとしては初のアルバムとなる。
バンドは2009年のデビューアルバム「Sigh No More」でマーキュリー賞にノミネートされて以来、「Babel」(2012年)、「Wilder Mind」(2015年)、「Delta」(2018年)と、世界的なヒットアルバムを連発してきた。これまでに2つのグラミー賞、1つのブリット・アワード、1つのARIA賞を受賞し、数百万枚のレコードセールスを記録。スポティファイでは上位3曲だけで20億回以上のストリーミング再生を達成している。
シドニー・オペラハウスの現代音楽部門責任者、ベン・マーシャル氏は、「現代のフォークロックのDNAを完全に再構築した、新世代のバンドであるムンフォード・アンド・サンズをシドニーに迎えられることは、非常に特別な瞬間です」とコメントした。マーシャル氏は、バンドの生々しい正直さ、魅惑的な音楽性、そして激しくカタルシスに満ちた合唱が、数多くのアーティストに影響を与えてきたと評価している。
チケットは149.90豪ドルからで、ファンクラブ先行販売は2月13日午前10時から、一般販売は2月14日午前10時から開始される。公演は2025年3月17日月曜日、午後8時からシドニー・オペラハウスのコンサートホールで行われる。