『レスラーという生き方』はグレッグ・ホワイトリーが監督を務める7エピソードのドキュメンタリー。
プロレスのリングの裏側で何が行われているのか、不思議に思ったことはないだろうか?『レスラーという生き方』は、プロレスの舞台裏を描いたドキュメンタリーで、プロレスの普及とショーケースを専門とするOVW(オハイオ・バレー・レスリング)を通して、その参加者と主催者の人生を紹介している。
OVWでは、ヒーローや悪役、プロモーターや市長までもが登場する。この魅惑的なドキュメンタリーは、信じられないかもしれないが、あるショーがどのように機能しているかを内側から理解したいなら、見る価値がある。
このドキュメンタリーシリーズは、プロレスの世界
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ドキュメンタリーシリーズについて
このドキュメンタリーは欺くことなく、その背後にあるものを教えてくれる。ヒーローと悪役のスペクタクルは、試合ごとにストーリーを語り、本質的には振り付けされたパフォーマンスであり、プロレスを中心とした演劇作品であり、テレビシリーズのように毎晩同じ主人公が登場する。
プロモーターは、テレビ放送とエピソード、誰が責任者なのか、試合の勝敗はどのように決まるのかについて率直に語っている。最終的には、ストーリーテリング、ライブ視聴者の獲得、視聴率の向上がすべてなのだ。
番組内では、このスペクタクルを自分の人生とし、観客が毎晩求めているもの、つまり本物のストーリーとリアルなエンターテインメントを提供するために入念な準備をしているレスラーたち、つまり番組の主人公たちを紹介する。
『レスラーという生き方』は、参加者全員の協力と強い親近感をもって、誰も欺くことなく、説得力のある主張とナレーションを提示し、目的を達成したドキュメンタリー・シリーズである。
Netflixのもう1つの選択肢は、今回は異なるが、プロレスファンにはきっと気に入ってもらえるだろう。
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映画監督
Greg Whiteley
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グレッグ・ベック・ホワイトリーは1969年11月11日生まれ。Netflixのドキュメンタリーシリーズ「Cheer」(2020年~)と「Last Chance U」(2016年~2020年)の制作、プロデュース、ディレクションを担当。また、『ニューヨーク・ドール』(2005年)、『Resolved』(2007年)、『ミット』(2014年)、『Most Likely to Succeed』(2015年)など、数多くの注目作を監督している。
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