2024年11月15日、エルトン・ジョンのドキュメンタリー映画『エルトン・ジョン:Never Too Late』がアメリカとイギリスで限定劇場公開されます。本作品は、エルトン・ジョンの「Farewell Yellow Brick Road」コンサートツアーを中心に、彼の音楽キャリアや私生活を振り返る内容です。
監督はR.J.カトラーとデビッド・ファーニッシュの共同制作で、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズとロケット・エンターテインメントの共同プロダクションによって制作されました。本作は、これまで一般に公開されていなかったコンサート映像や、エルトンの手書きの日記、家族との日常を捉えた映像を融合しています。
この作品は、2024年9月6日にトロント国際映画祭で初上映され、12月13日からはDisney+で配信される予定です。製作は2022年に発表され、当初は『Goodbye Yellow Brick Road: The Final Elton John Performances and the Years That Made His Legend』というタイトルで進められていました。
レビューサイトのRotten Tomatoesでは、17件の批評のうち71%が肯定的な評価を下し、平均評価は10点満点中6点です。また、Metacriticでは7件の批評に基づき、100点満点中60点のスコアが付けられ、「賛否両論または平均的」と評価されています。
映画評論家たちは、本作がエルトン・ジョンの1970年代の全盛期を詳細に描写しながらも、全体的にパーソナルな要素に欠けると評しています。しかし、彼のキャリアを振り返る興味深い視点を提供していることは確かです。