HBOが贈る新作ドキュメンタリー『SUPER/MAN: THE CHRISTOPHER REEVE STORY』が、12月7日からストリーミング配信開始。イアン・ボンホーテとピーター・エッテドギュイ監督が手がけた本作は、サンダンス映画祭でプレミア上映され、批評家から絶賛を浴びた話題作だ。
ヒーローの光と影
スクリーン上では不死身のスーパーマンを演じたクリストファー・リーブ。しかし1995年、乗馬事故で首から下が麻痺するという悲劇に見舞われる。本作は、事故前後のリーブの人生を丹念に追いかけ、彼の言葉と家族・友人の証言を通じて、その複雑な人物像に迫る。
スーパーマンのマントを脱いだ後も、リーブは真のヒーローとしての生き方を貫いた。障害者支援のための財団設立、医学研究への貢献、そして俳優・監督としてのキャリア継続。彼の不屈の精神は、多くの人々に希望を与え続けている。
知られざるエピソード満載
本作の魅力は、これまで明かされなかったリーブの素顔にある。妻ダナとの愛情深い関係、3人の子供たちとの絆、そして親友ロビン・ウィリアムズとの交流。未公開の家族ビデオや個人的な資料を駆使し、スーパースターの人間味溢れる一面を描き出す。
スーサン・サランドンやグレン・クローズなど、ハリウッドの大物俳優たちも登場。リーブとの思い出を語り、彼の人柄や影響力を生々しく伝える。
映画ファン必見の作品
『SUPER/MAN』は単なる伝記ドキュメンタリーではない。リーブ主演の『スーパーマン』シリーズはもちろん、彼が出演・監督した数々の作品からのクリップも満載。映画ファンにとっては、ハリウッドの黄金期を振り返る貴重な機会となるだろう。
12月7日からHBOとMaxで配信開始。スーパーヒーローの仮面の下に隠された、一人の人間の壮大な物語。クリストファー・リーブの人生から、私たちは何を学べるのか。それぞれの答えを見つけに、ぜひ本作をチェックしてほしい。