今週
見る価値のある6作品 — スワイプ →
01 · NETFLIX
『オアシス』がまず売り込むのは光だ。テネリフェがこの作品に与えるのは、空を平らに均し、海を切子ガラスの色に変え、建築を火山岩へ深く沈めて、建てられたというより掘り出されたように見せる、あの大西洋の輝きである。物語の舞台となるリゾートは、フィクションのなかでも画面の上でも、外の世界を存在しないものにするために設計されている。黒い砂、水平線を支えるインフィニティプール、金庫室のように冷えた廊下。しばらくのあいだ、その約束は守られる。ここには外から何も入ってこない。
02 · NETFLIX
ジルは、もう返事のできない相手に語りかけている。姉のイザベルが亡くなり、留守番電話だけが、その関係をいまも現在進行形で続けられる唯一の場所になった。だから彼女はかけ続ける。うまくいかなかったデート、手からこぼれていく仕事、面と向かっては決して言えないこと――そんな日々の小さな破局を、回線に吹き込んでいく。しばらくのあいだ、それはこの上なく親密な行為だ。もう聞くことのできない相手に、何の飾りもなく打ち明けるのだから。やがて物語の発端が訪れ、それはそのまま傷でもある。回線は、もう沈黙していない。
03 · NETFLIX
麻薬組織に妻をさらわれ、刑事の元夫と獣医の今の夫が思いがけず手を組む。宝くじコメディのパク・ギュテ監督が放つ韓国製アクションコメディ。
04 · NETFLIX
長編デビュー作でデヴィッド・フォーチュンは、アトランタのたった一日から色を奪う。喪失を抱えた父と息子を、教訓の題材ではなく一人の人間として見つめさせるためだ。
05 · NETFLIX
デヴィッド・バローズは3歳の息子の死で5年服役している。ある日、生きている息子の写真を見せられる。米国を舞台にした初のハーラン・コーベン作品が、おなじみの仕掛けを父親の逃亡へと変える。
06 · NETFLIX
すでに星を身にまとった三十人のベテランが、その座を守るためにふたたび列に並ぶ。シーズン3が追うのは、先輩たちが勝ち取った昇給の下で競う初めての一団。そしてそれを撮るのは、自らが映し出すオーディションの一部となった番組だ。