「BASTARD!! -暗黒の破壊神」は、萩原一至原作・作画による日本のダークファンタジー漫画。1988年に集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載を開始し、2000年からは「ウルトラジャンプ」で不定期に連載を続け、2010年に最新章が発売された。2012年現在、単行本27巻が発売されている。この漫画は以前、北米でヴィズ・メディアから英語版発売のライセンスを受けていたが、最初の19巻のみが発売された。
全6話のオリジナルビデオアニメーション(OVA)シリーズがAICによって制作され、1992年から1993年にかけて公開された。リデン・フィルムズによる同名のオリジナルネットアニメーション(ONA)は、2022年6月に全世界のネットフリックスで初公開された。第2シーズンは2023年7月に公開予定。
「BASTARD!! -暗黒の破壊神」の舞台は魔法と剣術の世界で、善と悪の力が永遠の戦いを繰り広げている。物語は、ルシアン・レンレンという少年の体内に封印された強力な魔術師、ダーク・シュナイダーを描く。ルシエンの幼なじみのヨーコが悪の勢力にさらわれたとき、ダーク・シュナイダーは解放され、彼女を救うために力を使わなければならなくなる。
このシリーズは、大げさな暴力と性的な内容、そしてヘビーメタルのサウンドトラックで知られている。その創造性と、ファンタジー、アクション、ユーモアのユニークな融合が評価されている。
「BASTARD!! -暗黒の破壊神」は商業的にも成功し、漫画の発行部数は3000万部を超えた。