マーゴット・ロビー

Margot Robbie at arrivals for SUICIDE SQUAD Premiere, Beacon Theatre, New York, NY August 1, 2016. Photo By: Derek Storm/Everett Collection

ロビーはクイーンズランド州マッジーラバのサマセット・カレッジで学校を卒業した。卒業後、女優になるという夢を追いかけ、オーストラリアのビクトリア州メルボルンに移り住んだ。10代後半から、ロビーは演技の世界で頭角を現し始めた。

マーゴット・ロビー
TERMINAL』プレミアのアライバルに登場したマーゴット・ロビー(2018年5月8日、カリフォルニア州ロサンゼルスのアークライト・ハリウッドPhoto By: Dee Cercone/Everett Collection.Depostiphotos

ロビーのブレイクのきっかけは2008年、オーストラリアの長寿ソープオペラ『Neighbours(原題)』のドナ・フリードマン役に抜擢されたことだった。オーストラリアのテレビ界で数年を過ごした後、ロビーはハリウッドを目指した。

ロビーのハリウッドでのブレイクは、2011年のABCシリーズ『Pan Am』のローラ・キャメロン役だった。しかし、マーティン・スコセッシ監督のアカデミー賞ノミネート作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013年)で演じたナオミ・ラパリア役で、一躍世界的な名声を獲得した。レオナルド・ディカプリオと共演した彼女の演技は高く評価され、他のいくつもの賞のなかでもブレイクスルー・パフォーマンスMTVムービー・アワードにノミネートされた。

2014年、ロビーは自身の製作会社LuckyChap Entertainmentを設立。以来、フィギュアスケーターのトーニャ・ハーディング役でも出演し、高い評価を得たI, Tonya(2017年)を含む数本の映画をプロデュースしてきた。この映画でロビーはゴールデングローブ賞主演女優賞(映画コメディーまたはミュージカル部門)にノミネートされた。

スポットライトから離れ、ロビーはプライベートな生活を送っている。2016年、オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州バイロン・ベイで、イギリス人助監督のトム・アッカリーとプライベートな結婚式を挙げた。ふたりはカリフォルニア州ロサンゼルスに住んでいる。

ロビーはアドボカシー活動でも知られる。人権、男女平等、LGBTの権利を声高に支持してきた。ラッキーチャップ・エンターテインメントを通じて、女性主導のプロジェクトの推進に力を注いでいる。また、Motion Picture & Television Fundやユニセフの “Children First “キャンペーンなどの慈善活動も支援している。

ロビーの作品は批評家からも観客からも評価され続けている。アカデミー賞2部門、BAFTA賞5部門、ゴールデン・グローブ賞4部門にノミネートされるなど、さまざまな称賛を受けている。タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」、フォーブスの「世界で最も稼いだ女優」にも選ばれている。

ロビーは挑戦的な役柄に挑み、キャリアの限界に挑戦し続けている。彼女の今後のプロジェクトには、オーシャンズ映画シリーズの前日譚が含まれ、彼女はそのプロデュースも担当する。

マーゴット・ロビー
マーゴット・ロビー Depositphotos

オーストラリアの田舎町からハリウッドでの急成長まで、マーゴット・ロビーは侮れない存在だ。彼女の才能、意欲、そしてストーリーテリングの限界を押し広げる情熱により、ロビーは今後も映画界に波風を立て続けるだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=RWc8V-iKJ7s
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