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エリザベス・オルセン主演『エタニティ』がApple TV+で配信開始 死後の世界で究極の愛を選ぶ物語

『ワンダヴィジョン』のエリザベス・オルセンが、二人の大切な男性の間で“永遠”を選択する女性を熱演
Liv Altman

エリザベス・オルセンが主演を務めるロマンティック・ファンタジー映画『エタニティ』が、Apple TV+で配信スタートした。監督はアイルランド出身のDavid Freyne。本作は、死後の世界で一人の女性が人生最大の決断を迫られるという大胆な設定で、愛や後悔、そして“もしも”の可能性を描き出す注目作だ。

物語の主人公はジョーン。人生を終えた彼女は、1週間だけ“永遠”を試す機会を与えられる。ひとつは、65年を共に過ごした夫ラリーとの穏やかな時間。ラリーを演じるのはMiles Tellerだ。もうひとつは、若き日の初恋相手ルークとの再会。ルーク役にはCallum Turnerが起用されている。長年築いてきた安定した愛と、忘れられなかった情熱的な恋。そのどちらを選ぶのかという葛藤が、物語の核心となる。

『エタニティ』が描く死後の世界は、従来の天国のイメージとは一線を画す。雲の上の楽園ではなく、どこか高級リゾートを思わせる洗練された空間が広がる。現代社会の“選択”や“消費”をさりげなく風刺する演出が施されている一方で、物語の中心にあるのは極めて人間的な問いだ。愛は時間とともに形を変えるのか。そして、もう一度選び直せるとしたら、人は同じ道を選ぶのか。

マーベル作品やドラマ『WandaVision』で世界的な人気を確立したエリザベス・オルセンは、本作でより繊細で内省的な演技を披露。過去への感謝と、もう一つの可能性への揺れ動く感情を丁寧に表現している。マイルズ・テラーは誠実で温かみのある夫像を体現し、カラム・ターナーは初恋の持つ切なさとロマンを鮮やかに描き出す。

Eternity - Apple TV+
John Early and Da’Vine Joy Randolph in “Eternity”, in theaters now and on Apple TV

デヴィッド・フレイン監督は、青春ドラマ『Dating Amber』で高い評価を受けたクリエイター。本作は、インディペンデント映画の名門スタジオA24とApple Studiosのタッグにより実現した。近年では『Killers of the Flower Moon』のように、芸術性とグローバル展開を両立させる作品が増えており、『エタニティ』もその流れを汲む一本と言える。

ジャンルとしてはロマンティック・コメディとファンタジー、そしてわずかなマジカルリアリズムの要素を融合。死後の世界をユーモアと哲学的視点で描いた『Defending Your Life』やドラマ『The Good Place』を思わせる部分もあるが、本作はより成熟した愛と人生の選択に焦点を当てている点で独自性を放つ。

後悔や選択、そして“永遠の愛”という普遍的なテーマを描く『エタニティ』は、世代を超えて共感を呼ぶ作品だ。人生の終わりにこそ問われる本当の気持ちとは何か——その答えを静かに、しかし力強く提示する。

『エタニティ』は現在、Apple TV+にて配信中。

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