ヴァネッサ・カービー

ヴァネッサ・カービー
モリー・セギョン

ヴァネッサ・カービーは1988年4月18日生まれのイギリス人女優。BAFTAテレビ賞など数々の賞を受賞し、アカデミー賞やプライムタイム・エミー賞にもノミネートされている。

カービーはロンドンで泌尿器科医のロジャー・カービーのもとに生まれ、エクセター大学で英文学を学んだ。学位取得後、2010年に上演されたアーサー・ミラーの『オール・マイ・サンズ』を皮切りに、舞台でプロの女優としてのキャリアをスタートさせた。その後、『真夏の夜の夢』、『お気に召すまま』、『女はつらいよ』、『三人姉妹』、『欲望という名の電車』などの舞台で高い評価を受ける。

2012年、カービーは犯罪ドラマ『ザ・ライズ』の脇役で映画デビューを果たした。しかし、彼女に国際的な評価をもたらしたのは、2016年から2017年にかけてNetflixのドラマシリーズ『ザ・クラウン』でマーガレット王女を演じたことだった。彼女はその演技で英国アカデミーテレビ賞助演女優賞を受賞し、プライムタイム・エミー賞にもノミネートされた。カービーはまた、『ミッション』のようなアクション映画にも出演した:2018年には『インポッシブル/フォールアウト』、2019年には『ホブス&スタンプ;ショー』に出演。2020年には映画『Pieces of a Woman』で悲嘆に暮れる若い女性を演じ、ヴォルピ杯主演女優賞とアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

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モリー・セギョンは小説家、映画・テレビ評論家。スタイル欄も担当。
連絡先:molly (@) martincid (.) com
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