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10月のプライムデー、Appleのセールは6月の値上げ分を戻しただけのものが多い

Victor Maslow
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Amazonの秋のプライムセールで、AppleのノートPCが再び安くなった。ただし、それは限られた意味での話だ。目玉のMacBook Airの割引価格は、夏にAppleが値上げする前の価格とほぼぴったり重なる。現在の価格と比べれば、節約額は確かに大きい。一方、春に買えた価格と比べると、ほとんど何も安くなっていない。

セールの特集記事では、Apple製品がめったに値下げされない貴重な機会として扱われている。製品ごとに見ると、状況は三つに分かれる。Appleが値上げした分を戻しただけのもの、値上げ前の価格にすら届かないもの、そして本当の値下げと言えるものだ。最後に挙げたのは、Appleが価格を改定しなかったApple WatchとAirPodsの2シリーズだ。

6月にAppleが値上げした製品

Appleは6月25日、MacとiPadの大半の製品で価格を引き上げた。13インチMacBook Airは1,099ドルから1,299ドルに、15インチモデルは1,299ドルから1,499ドルになった。MacRumorsと9to5Macが当日にまとめた価格表によると、11インチiPad Airは599ドルから749ドルに、iPad miniは499ドルから599ドルに値上がりした。ティム・クックは、AIサーバー需要の高まりでメモリとストレージ用チップの価格が押し上げられていることを理由に挙げ、状況は「持続不可能になっていた」と述べた。iPhone、Apple Watch、AirPodsの価格は据え置かれた。

MacBook AirとiPad:おおむね春の価格に逆戻り

Amazonでは、ほぼすべてのM5 MacBook Airが200ドル引きになっている。メモリ16GB、ストレージ512GBの13インチモデルは1,099ドル、同じ構成の15インチモデルは1,299ドル。どちらも値上げ前の価格と1ドル単位で一致する。MacPricesは、Prime Dayの価格でAppleの値上げ分が実質的に帳消しになると明言している。MacRumorsは、夏の値上げ以降で最安値だと評している。正確な指摘であり、同じ状況を別の側面から見た表現と言える。

iPad miniも同様で、128GBモデルは値上げ前と同じ499ドルに戻った。一方、iPad Airはそこまで下がっていない。128GBの11インチモデルは100ドル引きの649ドルだが、値上げ前よりまだ50ドル高い。13インチモデルも849ドルで、Appleが以前設定していた価格を100ドル上回る。MacRumorsによると、Best BuyもiPad Airを同じ価格で販売している。

MacBook Proの状況はモデルによって異なる。1TBストレージを搭載したベースモデルの14インチM5は1,839ドルで、160ドル引き。それでも、旧価格の1,699ドルより140ドル高い。最上位モデルでは、2TBの14インチM5 Maxが600ドル引きの3,499ドルとなり、値上げ前の価格を100ドル下回る。Apple最安のノートPC、MacBook Neoはほとんど値下がりしていない。Macworldによれば、256GBモデルは690ドルで、6月以前は599ドルだった定価699ドルからわずかに下がっただけだ。

本当の値下げが見られる製品

Apple WatchとAirPodsは価格改定の対象外だったため、こちらの値下げは正真正銘の値下げだ。Series 12は42mm GPSモデルが399ドルから349.99ドルに、46mmモデルが449ドルから399.99ドルになった。MacRumorsの価格追跡によると、どちらも過去最安値を更新している。Ultra 4は99ドル引きの699.99ドル。ただし、Natural仕上げとTranslucent Gray Ocean Bandの組み合わせに限られる。Watch SE 3は199ドル、AirPods Pro 3は179ドルで、価格が変わっていない定価を70ドル下回る。

NBC Newsのショッピング担当チームは、Apple製品はめったにセールにならないことを理由に、Apple製品の割引率は20%を基準にしている。AirPods Pro 3とWatch SE 3はその基準をクリア。一方、Series 12は届かない。それでも、値引きの対象となるのはAppleが一度も値上げしていない価格だ。その点だけでも、MacやiPadのセール品の大半より条件がいい。

セール期間と対象者

Prime Big Deal Daysは10月6日と7日に、米国、英国、ドイツ、スペイン、フランス、イタリア、メキシコ、ブラジル、日本を含む22カ国で開催され、Prime会員(月額14.99ドル、または年額139ドル)が対象となる。Amazonは太平洋時間の午前0時、午前8時、午後1時に、新たなセールを1日3回追加する。上記は米国のAmazonでの価格で、数時間のうちに変わる可能性がある。Amazonのショッピングアシスタントでは現在、最長365日分の価格履歴を確認でき、6月の値上げ前までさかのぼれる。

今すぐノートPCが必要な人にとって、旧価格に戻ったM5 Airは最も選びやすい製品で、Macworldも特におすすめしやすいと評している。MacBook Proを検討している人の判断はより難しい。Macworldは、タッチスクリーン搭載モデルのうわさにも触れている。

覚えておきたい価格は1,099ドルだ。春のMacBook Airの定価であり、今のPrime Day価格でもある。つまり、Apple自身の値上げ分を差し引いたうえで値引きと呼べるには、ブラックフライデーの価格はこれを下回る必要がある。

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