音楽

IDIDがデビュー曲「FLY!」で問う——映像の力だけでグループ名は広がるか

Alice Lange

STARSHIP Entertainmentの新グループIDIDが「FLY!」でK-POP市場に登場した。ミュージックビデオは高いビジュアルクオリティを全面に打ち出しており、公式STARSHIPチャンネルを通じて発売直後から数十万回再生を記録した。

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「FLY!」のMVで注目されるのは、グループの知名度より制作クオリティが先行している点だ。STARSHIPはこれまでMONSTA X、CRAVITY、Kep1erなどを輩出し、新人にも十分な制作リソースを投じてきたレーベルとして知られる。IDIDもその文脈で登場した。

K-POPデビュー市場は飽和に近い状況にある。毎月新グループが誕生するなか、ファンダムを固定するまでの時間はますます短縮されている。この環境でIDIDが選んだ戦略は、MVのビジュアルクオリティでまず名前を刻み込み、その後に音楽的アイデンティティを積み上げることと見られる。

しかし映像美が長期的なファンダム形成を保証するわけではない。公開直後の再生数急増が継続的なストリーミングやアルバム購入につながった事例もあれば、そうでない事例も多い。IDIDの本当の試みは「FLY!」を足がかりに、次の活動でどんな音楽的方向性を見せるかにかかっている。

2トラック構成の今回のシングルはMusicBrainzに公式登録済みで、IDIDの次の活動スケジュールはSTARSHIP Entertainmentから追って発表される予定だ。

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