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Disney+がポケモンの世界配信権を獲得、Netflixのストップモーション人気作にアードマンで対抗

Martha Lucas

地球上で最も価値のあるエンターテインメント・フランチャイズが、ストリーミング配信の「大家」を替えた。ディズニーは、The Pokémon Company Internationalと世界配給契約を締結。その目玉は、『ウォレスとグルミット』や『チキン・ラン』で知られるブリストルのスタジオ、アードマンが手がける全く新しいストップモーション・シリーズだ。この動きは、単なるライセンス契約の追記というより、Netflixへの明確な対抗策と読める。Netflixはこの2年間、ストップモーション作品『ポケモンコンシェルジュ』のヒットで、ポケモンを「手作り感」あふれる存在として再定義してきた。ディズニーの回答は、より大きな粘土と、より古典的な風格である。

注目のタイトルは『ポケモン Tales: The Misadventures of Sirfetch’d & Pichu』。2匹のポケモンがガラル地方を旅し、他のポケモンを守るために奮闘するという筋書きで、『ソード・シールド』のゲーム世界観をそのまま引き継いでいる。Deadlineが最初に報じたところによれば、本シリーズはフランチャイズのファン層の深さと、アードマンの職人技を融合させる。ディズニー・キッズ&ファミリーのプレジデント、アヨ・デイビス(Ayo Davis)は、ポケモンを「長年のファンにとって意味を持ちながら、今日の若い視聴者にも完全に響き続けるという稀有な能力を持つ」プロパティと位置づけた。

アードマンを起用したという選択こそが、その意図を物語っている。Netflixの『コンシェルジュ』は、日本のドワーフスタジオが制作し、緻密なコマ撮りアニメーションが、ビデオゲーム原作のプロパティを、アルゴリズム的なものではなく、温かみのある工芸品として再導入できることを証明した。ディズニーは、アカデミー賞受賞歴のある英国のクレイメーション工房に同じ美学を託すことで、一つの署名で「クラフトの伝統」を買い取ったのだ。そして、キッズ&ファミリー向けストリーミング戦争が、もはやカタログの規模ではなく、制作価値で戦われる時代になったことを示している。

この契約がまずどこで展開されるかも、同様に示唆的だ。ストリーミング独占配信ではなく、ディズニーはポケモンを、ここ数年放置気味だったリニアケーブルチャンネル「ディズニーXD」にまず流し、そこから視聴者をディズニー+へと誘導する。看板ブランドを使って、衰退しつつあるネットワークに存在意義を与える戦略だ。バックカタログの移行もすでに始まっており、『ポケモン the Series: The Beginning』はディズニーXDでの放送を開始し、米国および一部の市場ではディズニー+でも配信されている。

アードマンは、ディレクターのトム・パーキンソン(Tom Parkinson)、IP開発のクリエイティブディレクターであるナット・マッケイ(Nat McKay)、モデル制作責任者のジェームズ・ヤング(James Young)を本作の制作陣に据えている。シリーズはディズニーXDで初公開され、2027年にはディズニー+で独占配信される予定だ。ポケモンのオリジナルアニメーションディレクター、フィル・リンダ(Phil Rynda)は、これらの物語を「ポケモンの視点から」語ることが、「アードマンの信じられないような映画製作者たちのレンズを通すことで、さらにエキサイティングになる」と語った。

今や二大ストリーマーは、歴代最高の興行収入を誇るフランチャイズを売り込む最善の方法は、一コマずつ手作業で作り上げることだと確信している。Netflixではドワーフのフェルト、ディズニー+ではアードマンの粘土。そして、世界の視聴者は、どちらの質感を信頼するかを選ぶことになる。

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