音楽

SUPER REPLiCA、4週連続配信の締めくくり「ファンファーレ」を5周年単独公演の前に発表

Alice Lange
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6人組の日本のアイドルグループ、SUPER REPLiCAが「Fanfare」(「ファンファーレ」)をリリースした。4週連続で発表してきた新曲の4作目にあたる。グループの5周年記念ワンマン公演を1週間後に控え、連続リリースの締めくくりとなるこの曲は、今後の門出を告げるような、明るくブラスの響きが際立つナンバーだと、ダウンロード販売サイトの紹介文で説明されている。

注目すべきは、毎週新曲を届けてきたそのペースだ。東京の小規模ライブハウスを中心に活動するアイドルグループは、ラジオやテレビで取り上げられる機会が限られている。そのため、新曲のリリースは配信プロフィールをあらためて見てもらうきっかけとなり、ライブ後の特典会でも新たな話題になる。ひと月に4曲を発表すれば、グループが自らの名を冠した公演にファンを集めようとする前に、そうした機会を4度つくれることになる。

楽曲を手がけるのは、グループ以上に知名度のあるプロデューサーだ。SUPER REPLiCAの公式サイトでは、サウンドプロデューサーとして松隈ケンタ(Kenta Matsukuma)の名を挙げている。福岡出身のソングライターで、BiSHのギターを軸にしたサウンドを形づくったことで知られる人物だ。グループは、自らを「わちゃわちゃ」した、つまり騒がしくてカオスな楽しさを持ち味とする存在として打ち出す一方、成長の余地を秘めた「カメレオン」アイドルグループとも掲げている。

メンバー6人は、ユーモラスな肩書きを持つ架空のペルソナを演じている。あらゆる丸いものを嫌う役割を与えられた□I□Iから、カフェ巡りを担当するモカ・マタリ・アオ(Moka Matari Ao)まで、その設定はさまざまだ。福岡とのつながりはビジネス面にも及ぶ。公式ディスコグラフィーによると、昨シーズン、福岡ソフトバンクホークスの公式試合中継テーマソングに「Diamond Chronicles」が起用された。日本球界を代表するクラブのひとつとのタイアップは、この規模のグループとしては珍しい。

数字からは、まだ広く一般に知られる段階には至っていないことがうかがえる。世界各地の多くのユーザーのリスニング傾向を記録するLast.fmでは、リリース時点で新曲のリスナー数が表示されておらず、MusicBrainzに登録されているのも、アルバム1枚と、5年間に発表した少数のシングルにとどまる。4週間で4曲を出せば、同じプレイリストや同じファンをめぐって曲同士が競合することにもなる。また、聴く人すべてに希望を届けるという販売サイトの紹介文は、ほとんどどんなアイドルのシングルにも当てはまりそうな言葉だ。「Fanfare」がそのタイトルにふさわしい曲となるかどうかは、曲目リストではなく、ライブ会場で明らかになる。

会場が少しずつ大きくなっていることを示す材料もある。グループは昨年10月、ワンマン公演の動員目標を達成し、そのご褒美としてミュージックビデオが制作されると発表した。小規模なアイドルグループが、公の目標を掲げてファンをキャンペーンの担い手にしていく、よく見られる取り組みだ。

「Fanfare」は2026年10月8日、グループの運営レーベルBAD KNeeからデジタル配信でリリースされた。9月17日の「Love Letter」、9月24日の「Hoshizora no Number」(「星空のナンバー」)、10月1日の「Yakusoku」(「約束」)に続く作品で、いずれも木曜日のリリースとなった。SpotifyやApple Musicをはじめとする配信サービスで聴くことができ、収録時間は3分43秒。日本のストアOTOTOYでは、24ビットのハイレゾ音源もダウンロードできる。これまでに発表した唯一のアルバム『Super Rookie Evolution』は、2023年7月にリリースされた。発売日はモカ・マタリ・アオの誕生日でもあった。次に控えるのは、東京・高円寺HIGHで10月15日に開催される5周年記念ワンマン公演「Anniversary RepRep」だ。MusicBrainzに記載された結成日からちょうど5年となるこの日を迎え、グループは10月のスケジュールにさらに十数公演を予定している。

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