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「The Legend of Vox Machina」シーズン4、Prime Videoで配信 より暗く広がるCritical Roleの物語

生配信のテーブルトークRPGから生まれたTitmouseの成人向けファンタジー・アニメーションが、第4シーズンで帰ってくる。エグザンドリアの世界はさらに広く、そして暗くなる。
Jun Satō

「The Legend of Vox Machina」は、紙の上の説明よりもつねに豊かに見えてきた作品だ。出発点はゲームの卓だった。声優たちが一つの大陸を即興で立ち上げていく、生配信のテーブルトークRPG、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のセッションである。それをTitmouseが手描きの世界へと変えた。インクの森、松明に照らされた城砦、濃い色で塗られた竜たち。成人向けのファンタジー・アニメーションはPrime Videoで第4シーズンを迎え、画面は卓が声に出して語った以上の世界で満たされていく。

ヴォックス・マキナは傭兵の一団である。世界を救うことよりも金と安酒に関心があるはぐれ者たちが、それでも幾度となく、王国とそれを焼き尽くそうとするもののあいだに立つ唯一の存在になってしまう。本作は彼らを一つの群像として描く。同じ画面の中で戦い、酒を飲み、悲しむ身体。群衆の中でも見分けられる輪郭を、それぞれが与えられている。三つのシーズンを経て、最初の長い物語は彼らを呪われた都市から竜であふれる空へと運び、まわりの世界はただ密度を増してきた。

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色がまず語る

色こそが本作の最初の論法である。Titmouseはエグザンドリアをほとんど絵画のような色面で描く。くすんだ緑、蝋燭色の室内、しくじった呪文の冷たい青。そこへ暴力が、飽和した赤となって唐突に訪れる。戦闘は見せ場として振り付けられながら、挿絵のように構図化される。スタジオはこの表現形式に少しもひるまない。手足は飛び、血は雪の上に落ち、カメラは目をそらさない。これは、子どもの頃に「アニメは自分たち向けではない」と言われて育った大人のためのアニメーションであり、その成人指定は内容であると同時に造形上の選択でもある。

卓を囲んだ声

声の主は、その登場人物を生み出した本人たちだ。レンジャーのヴェックス=アーリアをローラ・ベイリー、ガンスリンガーのパーシーをタリエシン・ジャフィ、聖職者のパイクをアシュリー・ジョンソン、盗賊のヴァックス=イルダンをリアム・オブライエン、ドルイドのキーレスをマリーシャ・レイが演じる。いずれもCritical Roleでこれらの英雄を生配信のなかで初めて立ち上げた面々であり、いまや自分たち自身の即興から組み上げられた脚本を読んでいる。この循環が本作の奇妙な原動力だ。台詞には、長年互いを知る者たちの間合いがある。カメラの外でも、実際にそうだからである。

ファンが出資した世界

そもそもテレビシリーズになる予定はなかった。企画はクラウドファンディングとして始まった。たった一本のアニメ特別編の制作費をファンに募ったところ、その種のものとしては史上最大規模となり、一度きりの企画を複数シーズンの発注へと変えるだけの資金が集まった。引き継いだのがAmazonである。卓上ゲームの愛好者のための情熱的な企画は、配信プラットフォームを代表するアニメ作品の一つになった。手がけるTitmouseは、クリス・プライノスキーが「大手では作られないアニメーション」の拠点として育てたスタジオだ。線には手描きのわずかなざらつきが残り、アクションは今日的なアニメの軽い艶よりも重さと衝撃を選ぶ。

物語は暗さを増す

第4シーズンは画布をふたたび広げる。エグザンドリアの地理が、その神々と怪物たちが、さらに描き込まれていく。そして物語は意図して暗くなっていく。楽な金を追う傭兵たちの話として始まったものが、シーズンを重ねるごとに、彼らに守護者であることを、やがてそれより重い何かであることを求めてきた。喜劇は消えない。ただ、いまは喪失と犠牲と画面を分け合っている。

第4シーズンは6月3日にPrime Videoで配信される。そこに本作がずっと小声で投げかけてきた問いが重なる。卓を囲んで声に出して夢見られた世界は、四シーズンの叙事詩へと育ってもなお、塗られ、奏でられ、設計されたものに見えつづけられるのか。これまで答えはつねに画面の中にあった。森は手で描かれたままであり、竜は重さを保ち、血は赤いままで、そのすべての下にいまも卓の音が聞こえる。サイコロはもう画面には映らない。それでも、転がる音は聞こえている。

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