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GTA 6は生成AI不使用、だがPC版ではMOD制作者が主導権を握る

Victor Maslow
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Take-Twoはこの1年近く、Grand Theft Auto VIについて、異例なほど強い調子でひとつの約束を繰り返してきた。生成AIは開発に一切使われていない、というものだ。ストラウス・ゼルニックは投資家やインタビュアーに対し、Rockstarの街は人の手で作られており、過去のデータで訓練されたモデルには作れなかったと語ってきた。Take-Twoが会社の会計年度全体を懸ける発売に向けて、説得力のある売り文句だ。一方で、それはスタジオについての約束にすぎず、ゲームを手にする人々については何も語っていない。

GTA VIがPCに登場する日、この違いは机上の話ではなくなる。コンソール版のプレイヤーが手にするのは、Rockstarが送り出した世界だ。PC版のプレイヤーは、ゲームのファイルを開くことができる。Rockstarはいまだに発売時期を明らかにしていないが、この2度目の発売のタイミングこそ、Take-Twoに残された最も重大な判断だ。すでに延期を余儀なくされたコンソール版の発売日よりも重要と言っていい。

Take-Twoが実際に約束していること

ゼルニックの言葉選びは慎重だ。Take-Twoの第3四半期決算を前にGamesIndustry.bizの取材に応じた彼は、Rockstar Gamesが開発している作品に生成AIは「一切関わっていない」と述べたと、ESPNが報じている。また、世界は「建物ごと、通りごと、近隣地域ごと」に作られていると説明した。前年秋のCNBCのイベントでは、AIで作られた知的財産は「保護の対象にならない」と主張し、生成物は「かなり模倣的なものになる」と語ったという。こちらはPCGamesNの報道だ。その一方でTake-Twoは、時間とコストを削減するため、ESPNによれば社内の別部門で数百件のAI導入試験を進めている。線引きされているのは創作であり、事業全体ではない。

このメッセージは市場への回答でもあった。「一切関わっていない」という発言は、AIがプレイ可能な世界を生成するとうたったGoogleのProject Genie発表を受けて出たものだ。同発表と時を同じくしてゲーム株は下落し、Take-Twoもその一社だった。「人の手で作られた」という言葉には、製品の位置づけと投資家への安心材料がひとつに込められている。

本当の変数はPC版の発売時期

コンソール版は閉じた箱だ。プレイヤーが分解できるのはPC版であり、AIを含め、どんなツールを持ち込むかはプレイヤー自身が選ぶ。Take-Twoの約束は、ゲームがPCに移った先までついていくことはできない。

前例を見れば、Rockstarには前回、十分な猶予があった。Grand Theft Auto Vは2013年9月にコンソールで発売され、PC版が登場したのは2015年4月。およそ1年半の間が空いた。今月のGamesBeatの記事は、匿名の業界関係者4人の話を引用し、VICEが伝えたところによると、GTA VIのPC版は2027年第1四半期になるという。RockstarはGamesBeatの取材に回答しておらず、報じられた時期は発売日ではない。もしこの見通しどおりなら、ゲームの世界に何が含まれるかをRockstarだけが決められる期間は、数年から数カ月へと縮まる。

Rockstarの常套手段:まず禁止し、後から取り込む

Rockstarにとって、これは初めてのことではない。過去の経緯は示唆に富んでいる。2015年、Rockstarは、GTA Vのプレイヤーが独自のマルチプレイヤー・ロールプレイサーバーを運営できるMod「FiveM」の開発チームを禁止した。Game World Observerの報道によれば、同社はFiveMを「海賊行為を助長するために設計されたコードを含む、許可されていない代替マルチプレイヤーサービス」と呼んだ。それから8年後、同じチームのCfx.reは、条件非公開のまま「正式にRockstar Gamesの一員」となった。80 Levelによると、Rockstarはロールプレイコミュニティの作品を正式に対象に含めるよう、Modの方針を拡大したと発表した。

この流れには、ビジネス上の論理が凝縮されている。Rockstarはまずコミュニティと対立したが、ロールプレイサーバーがTwitchで自社ゲームの人気を押し上げる存在になると、今度はその内側に迎え入れた。プラットフォームを所有するほうが、抑え込むより価値があると分かったのだ。GTA VIをめぐる未解決の問いは、PC版の発売初日からRockstarがこの姿勢を取るのか、それともFiveMのときのように、プレイヤーが後に同社の欲しがるものを作り上げてから、何年も経って動くのかということだ。

収益が生まれる場所と、リスクが表面化する場所

Take-Twoが8月に発表した業績では、来年3月に終わる会計年度の純予約額を80億ドルから82億ドルとする見通しが改めて示された。ゼルニックはこの予測を11月19日の発売に直接結びつけている。提出書類でGTA VIの対応機種として挙げられているのはPS5とXbox Series X|Sのみで、同社はNBA 2KとGrand Theft Autoの製品への依存をリスクとして記している。直近の四半期では、PCとその他のプラットフォームが純予約額に占めた割合は9%だった。収益を生むのはコンソールだ。人の手で作られたという物語が揺らぐリスクは、PCにある。

AIで作られた作品は模倣的で、知的財産として保護されないというゼルニックの主張は、Take-Twoの作品群を守るためのものだ。しかし、プレイヤーが同じツールをその作品群に重ねて使うことへの防御にはならない。PC版が出れば、生成AIがGTA VIに何をもたらすのかという問いは、Rockstarのスタジオからコミュニティへ移る。そこで同社が頼れるのは、これまでもそうだったように、Modの方針、そしてそれがうまくいかなければMod制作者を社内に迎え入れることだ。

11月を前に注目すべきなのは、PC版の発売前にRockstarがGTA VIのMod方針を公表するのか、それともFiveMのときと同じ道をたどり、プレイヤーがすでにゲームのあり方を決めた後で方針を定めるのかという点だ。

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