映画

ソニー、2027年の年末商戦をリドリー・スコット版『宝島』と『24 Jump Street』に託す

ヒュー・ジャックマンのロング・ジョン・シルバーが、チャニング・テイタムとジョナ・ヒルの再共演の1か月前に出航。『Helldivers』は2028年夏へ
Martha Lucas
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Cinema UnitedのFall Summitに集まった映画館主たちは、各スタジオにスクリーンを埋めるだけの作品がそろっているという確かな手応えを求めていた。ソニーが示したのは、予告映像をつないだ派手なショーリールではなく、公開スケジュールだった。年末には、英語圏で最も多く映像化されてきた小説をもとにしたリドリー・スコット監督の海賊アドベンチャーと、前作が終わりのない続編を自ら笑いの種にして幕を閉じたコメディシリーズの第3章という、二つの目玉作品が続けて控えている。

Deadlineの報道によると、映画館関係者が集まるなか、ソニーは水曜日に複数の公開日を追加・変更した。なかでも注目は、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの『宝島』をスコット監督が映画化する作品だ。ロング・ジョン・シルバー役をヒュー・ジャックマンが演じ、『Adolescence』でエミー賞を受賞した若手スターのオーウェン・クーパーとヒュー・グラントも出演する。スタジオが発表したあらすじは、原作の骨格を踏襲している。少年が伝説の埋蔵金の地図を見つけ、そこから始まる航海でシルバーと対面することになる。

もう一つの柱は『24 Jump Street』だ。チャニング・テイタムとジョナ・ヒルがジェンコとシュミット役で戻り、アイス・キューブもディクソン警部役を再び演じる。監督を務めるのは、Sony Pictures Animationの『スパイダーマン:スパイダーバース』で共同監督を務めたロドニー・ロスマン。ヒルとメーガン・マロイと共同で脚本も手がけた。最初の2作を監督したフィル・ロードとクリストファー・ミラーは、ニール・H・モリッツとともにプロデューサーを務める。タイトルそのものがジョークになっている。「完成までに時間がかかりすぎて、ひとつ飛ばさなければならなかった」というわけだ。ここに至るまでには、かつて『MIB 23』の仮題で浮上したものの、実現しなかった『メン・イン・ブラック』とのクロスオーバー企画もあった。

そのほかのスケジュール変更では、ジャンル作品と世界的な訴求力を持つ映画監督の作品が目立つ。ミシェール・ヨー主演の『The Surgeon』は、謎の人物を手術するよう強いられた外科医が、自らの技術を駆使して脱出を図るアクションスリラーだ。メイソン・テムズとエラ・ブライトが出演する『Narcs』は、ジョン・フィリップスの長編監督デビュー作となる。『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督による『Grandgear』と、主演がジェイソン・モモアからアラン・リッチソンに交代したばかりのPlayStationゲーム実写化作品『Helldivers』も、公開日が変更された。

公開スケジュールは次のとおり。『宝島』は2027年11月11日、『24 Jump Street』は同年12月10日に公開される。『The Surgeon』は2027年4月2日、『Narcs』は同年8月20日。『Grandgear』は1カ月前倒しとなり、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの祝日にあたる週末の2028年1月14日に公開される。一方、『Helldivers』は2027年11月10日の予定を取り下げ、2028年6月9日に移った。

11月の二つの変更を並べてみると、その入れ替えは明白だ。ソニーの11月中旬枠は、ビデオゲームの映画化作品から、1881年に児童雑誌で連載が始まった小説の映画化作品へと引き継がれる。カレンダー上では、わずか1日後のことだ。

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