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『サイバーパンク2077』実写映画化をパラマウントが始動 監督不在でCD PROJEKTが負うリスク

Camille Lefèvre
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映画化の発表からは、誰が作品の舵を取るのかが見えてくる。CD Projekt Redのゲームと同じナイトシティを舞台に、Paramountが手がける実写映画『Cyberpunk 2077』には、プロデューサーの名前はあるが、監督や脚本家の名前はない。『Transformers』や『G.I. Joe』の映画を手がけたプロデューサー、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ(Lorenzo di Bonaventura)が、ゲームを開発したスタジオとともに製作する。脚本家も監督も、キャストも未定だ。現時点では、作り手を探している企画という段階にある。

今回のニュースを、汚名返上の物語の最終章として捉える報道が多く、その論調は「キアヌ・リーブスはジョニー・シルヴァーハンド役で戻ってくるのか」という問いに集約されている。しかし、その見方では誰がリスクを負うのかが見落とされてしまう。CD Projekt Redは、単に作品名をハリウッドに貸し出すわけではない。共同製作に加わり、作品の主導権も保つ。つまり、映画が失敗すれば、権利を買ったスタジオだけでなく、何年もかけて『Cyberpunk』の評判を立て直してきた同社にも、その影響が及ぶ。

売り出す前に、立て直さなければならなかったブランド

ゲームは複数回の延期を経て2020年12月に発売されたが、その時点での状態は、会社全体を揺るがす問題へと発展した。Sonyは同月、PlayStation Storeから本作を取り下げ、返金に応じた。翌年6月に販売が再開された際も、PS4版の購入は推奨しないとの警告が付されていた。Microsoftも返金に応じた。投資家はカリフォルニア州で訴訟を起こし、4件の訴えが1件に統合された後、CD Projektは185万ドルの和解金を支払うことで合意。これは2023年1月に裁判官の承認を受けた。ポーランドの消費者保護当局も独自の調査を開始した。

立て直しには、パッチの開発費が投じられた。2023年10月までに、同社はアップデートと修正に約1億2500万ドルを費やしていた。ゲーム本編の開発費1億7400万ドルに加えての支出だ。さらに、拡張パック『Phantom Liberty』には約8500万ドルが投じられた。回復が実を結んだのは確かだ。Deadlineの数字によれば、ゲームの販売本数は4000万本を超え、『Phantom Liberty』も1500万本を売り上げている。ゲームなら発売後に修正できる。映画ではそうはいかない。

スクリーンで成功した作品には、独自の物語と作り手がいた

ナイトシティがスクリーンに登場するのは、今回が初めてではない。その成功の理由は、どのように映像化されたかにある。CD Projekt RedがStudio Triggerと共同製作し、Netflix向けに制作したアニメ『Cyberpunk: Edgerunners』は、ゲームの物語をなぞるのではなく、同じ街を舞台に独自の物語を描いた。配信開始後には、ゲームの売り上げも伸びた。PlayFrontが端的に指摘しているように、『Edgerunners』が成功したのは、ゲームの筋書きをそのまま写さなかったからだ。

Deadlineによると、Paramountの映画も同じ道を進み、Vの物語をリメイクするのではなく、『Cyberpunk』の世界を舞台にした新たな物語を描くという。その判断は正しい。だからこそ、監督が決まっていないことの重みが増す。ライセンスされた世界の中で独自の物語を描く映画は、誰が脚本を書き、誰が映像にするのかによって、その価値が大きく左右される。プロデューサー主導の企画はシリーズの出発点にはなり得るが、映画に独自の視点を与えられるのか。今回の発表は、その疑問を残した。キャスティングは一切発表されておらず、リーブスの出演も確認されていない。

3年で2度目となる実写化の約束

CD Projekt Redが実写化に挑むのは今回が初めてではない。2023年10月、同スタジオは『True Detective』『Mr. Robot』『The Revenant』『Spotlight』を手がけた制作会社Anonymous Contentと、実写版『Cyberpunk』プロジェクトを発表した。当時はまだ初期段階で、新たな物語を描く脚本家を探していたが、映画になるのかシリーズになるのかは明らかにされなかった。今週の報道でも、その企画がどうなったのか、あるいは何らかの作業がParamountのプロジェクトに引き継がれるのかは触れられていない。3年が経った今、作品は再び同じ段階にある。パートナーと約束はあるが、脚本家はいない。

Paramountには数あるタイトルの一つ、CD Projekt Redには看板作品

Paramountにとって、『Cyberpunk』はゲーム作品を原作とする企画のひしめくラインアップに加わる一本だ。Legendaryと組んだ『Street Fighter』は10月16日公開、『The Angry Birds Movie 3』は12月23日公開予定で、『Sonic the Hedgehog 4』は2027年3月19日の公開が決まっている。さらに、『Call of Duty』の映画も開発中だ。デヴィッド・エリソンは、ParamountとWarner Bros.が統合すれば、年間30本の劇場公開作品を手がけると語っている。その規模で事業を展開するスタジオなら、一本の不振を吸収できる。

一方、CD Projekt Redには余裕が少ない。同社の次回作となる『Cyberpunk』のゲームは2025年5月にプリプロダクションに入り、発売が2030年末から2031年初頭にずれ込む可能性があると同社は説明している。それまでの間、スクリーンで目にする同ブランドの新作として最も大きなものは、『Edgerunners』シーズン2だ。10月20日にNetflixで配信され、その後にはスタジオが製作に名を連ねる映画が控えている。ただし今のところ、その物語を生み出す作り手の署名はない。

CD Projekt Redは、プレイヤーに辛抱強く待ってほしいと頼めるだけの信頼を取り戻すため、何年も費やしてきた。映画館の観客に与えられるチャンスは、最初の週末だけだ。

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