音楽

ドレイクが新作『ICEMAN』を5月15日に発表、約3年ぶりのソロ

120万ドルの氷の彫刻、二日間にわたって氷を削ったストリーマー、「2024」を消して「2026」と書き直したTシャツ。これらの装置を経て、カナダ出身のラッパーは新作『ICEMAN』のリリース日を確定した。本作は彼の9枚目のスタジオ・アルバムであり、『For All the Dogs』以降初のソロ作品となる。
Alice Lange

約一年にわたるロールアウトと文字どおりの百万ポンドの氷を経て、ドレイクは新作『ICEMAN』の発売日を確定させた。9枚目のスタジオ・アルバムにあたる本作は、彼のキャリアにおいて最も長く待たれてきたソロ・プロジェクトでもある。発表は、トロント市の中心部に設置された氷の彫刻から行われた。Twitchストリーマーのキシカ(Kishka)が二日かけて氷を削り、内部から防水バッグを取り出し、それをドレイクの自宅まで運ぶよう指示された。バッグの中には日付が印刷された雑誌と、「2024」が消され「2026」と書き直されたTシャツが入っていた。キシカは10万ドルの現金を受け取って自宅を後にした。

ロールアウト自体が主張である

本作はドレイクにとって2年半ぶりとなるソロ作品で、その間隔は彼のキャリア中もっとも長い。2025年の『Some Sexy Songs 4 U』(パーティーネクストドアとの共同作)を挟むものの、実質的な単独作としては『For All the Dogs』以降の長い空白期に位置している。その空白の中身は、ケンドリック・ラマーとの抗争、未発表音源100ギガバイトの放出、ユーチューブで配信されたビデオ・シリーズ『Iceman』(セントラル・シーやイエートらをゲストに迎えた)、トロント・ラプターズのコート・サイド席を凍結風に飾ったプロモーション、そしてユニバーサル・ミュージック・グループに対する「Not Like Us」をめぐる訴訟敗訴である。沈黙はある程度本人の選択であり、ある程度はオンライン上で過剰に存在しながらアルバムには姿を見せなかった一年の必然的帰結でもあった。

ロールアウトそのものが主張である。Tシャツの「2024 is my year」というフレーズは、ケンドリックとの抗争中にドレイク自身の発言から派生したミームへの直接的な言及である。グラミー賞、文化的勢い、ポップ会話の常設品となった「Not Like Us」——あらゆる定量的指標が、最終的にケンドリックの側に傾いた年だった。「24」を消して「26」と書き直したシャツは、ドレイクが冗談を認めると同時にカレンダーを取り戻そうとする動作であり、優雅な自己認識として読むことも、次の一作で挽回せねばならない男の動作として読むこともできる。彫刻には120万ドル(各種報道による)と30時間の建造時間が費やされたという。ファンが二日間かけて記念碑を破壊し、その中から、すでにSNSで拡散していた発売日を見つけ出すというプロモーション論理は、音楽がその規模の演出に見合うものでない限り成立しない。

すでに判明していること

『ICEMAN』期の楽曲のうち、ロールアウト中の配信エピソードを通じて公開されたものが3曲ある。「What Did I Miss?」(昨年中盤のリリース時にケンドリック軸を再点火させた)、「Which One?」、「Someday Who Loves Me pt. 2」。タイトルは、ヴァル・キルマーが『トップガン』で演じた人物への言及であり、ドレイクは2024年からSNS上でそのキャラクターに繰り返し触れていた。同時期に共有された「2.0 – Iceman」というフォルダ名のスクリーンショットが、現在ファンの間でプロジェクト最古の物的痕跡として扱われている。プロモーション資料には「Freeze The World」と銘打たれたツアーの存在も示唆されているが、正式発表はまだ行われていない。フィーチャリング・アーティストも未確定であり、フューチャー、セントラル・シー、サブリナ・カーペンターらの名前は、いずれもドレイク本人の投稿から派生した推測の域に留まる。

スペクタクルの下にある賭け

二年半の沈黙ののちに氷の彫刻という選択は、ある特殊な賭けの形をしている。商業面でドレイクの位置はこの二年で深刻に脅かされたわけではない。彼のソロ・アルバムはどれもビルボード200の1位を獲得しており、『ICEMAN』もほぼ確実にそれに続く。難しい問いはむしろ、本作が彼の名前をめぐる文化的温度を動かせるかどうかに置かれる。ケンドリックとの抗争はドレイクから観客を奪わなかった。彼から重みを奪った。『ICEMAN』はルーティンの新譜ではなくステートメントとして響く必要があり、ロールアウト全体はまさしくその「ルーティンとしての受容」を不可能にするために設計されている。楽曲がその荷重を担えるかどうかは、アルバムが鳴り始めるおよそその瞬間に明らかになる。スペクタクルが事後的に天才的な演出として読み返されるか、あるいは氷の彫刻のほうがアルバムよりも語り継がれる物語として残るか——その分岐点はもう間近に迫っている。

『ICEMAN』は5月15日にOVO SoundおよびRepublic Recordsよりリリースされる。ツアー日程は正式発表されておらず、「Freeze The World」もまだ都市・市場の確定を伴わないプロモーション言語の段階にある。サブリナ・カーペンター、セントラル・シー、フューチャーとの噂されたコラボレーションが最終的なトラックリストに含まれるかについて、ドレイクは言及していない。

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