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YouTubeアプリ、9年続いた下部の「登録チャンネル」ボタンを廃止

Susan Hill
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YouTubeは、Android版とiPhone版アプリの下部バーから「登録チャンネル」ボタンをなくす。フォロー中のチャンネルの新着動画を集めたフィードは「Subs」と呼ばれ、ホーム画面上部に新設されるタブ列の2番目、Homeのすぐ隣に移る。お気に入りのクリエイターが投稿した動画を見ようと、親指を画面下部に伸ばす習慣は、これまでどおりにはいかなくなる。

アプリ下部に残るボタンは、Home、Shorts、投稿用の「+」、そしてYouの4つ。ほかの機能はすべてHome内に移り、上部のバーにはLive、Music、Movies & TVの「専用フィード」が並ぶとYouTubeは説明している。公式のTeamYouTube発表では、今回の変更について「よりシームレスなホーム体験を形づくる一連のアップデート」の始まりだとしている。

この新しい上部バーには、YouTubeのカスタムフィードも表示される。Home上部の「+」をタップし、見たい内容を普段の言葉で入力すると、そのリクエストに沿ったフィードが作られる。YouTubeが例として挙げているのは、「仕事のあとに、10分以内のガイド付き瞑想で気持ちを落ち着かせたい」というものだ。作成したフィードはHomeやSubsの隣のタブとして保存され、リクエストの内容はいつでも書き換えられる。無料アカウントで有効にできるカスタムフィードは3つまで、YouTube Premium会員は8つまで。スマートフォンで作ったフィードは、同じGoogleアカウントでログインすればデスクトップにも表示される。

すべてのタブが、誰にでも表示されるわけではない。Movies & TVが表示されるのは、Primetime ChannelsやYouTube TVの追加チャンネルなど、すでにそこで何らかのサービスに料金を支払っているユーザーに限られ、レンタルや購入した作品もここに集約される。9to5Googleによると、今回のデザイン変更では従来のナビゲーションドロワーも廃止されるため、動画の種類を切り替える主な手段は上部バーになる。

発表では、誰にいつ新しいレイアウトが適用されるのかをはじめ、多くの点が明らかにされていない。ナビゲーション変更のスケジュールも、対象国の一覧もYouTubeは示していない。カスタムフィードには明確な利用条件がある。現時点では英語のみ対応で、米国在住の13歳以上のログインユーザーのうち、検索履歴を有効にしている人が対象となり、タブレットでは利用できない。YouTubeは対象ユーザーや地域の拡大に取り組んでいるとしているが、時期は明らかにしていない。欧州、アジア、ラテンアメリカのユーザーは、それに伴う機能を使えるようになるよりずっと前に、登録チャンネルのボタンを失う可能性がある。

実際の使い勝手にも懸念がある。最近の縦長スマートフォンでは、画面上部に親指を伸ばすほうが下部バーに届かせるより難しい。9to5Googleは、このレイアウトをテスト段階で最初に確認した際、そうした問題を指摘していた。YouTubeのヘルプページによれば、再生履歴を一時停止またはオフにしている場合、フィードも上部バーも表示されないが、そのユーザーがどこからSubsにアクセスできるのかは説明されていない。少数のチャンネルを追いかける目的で主にYouTubeを使う人にとって、アプリは今後、初期設定ではおすすめ動画を表示し、自分で選んだチャンネルは隣のタブに置くことになる。

「登録チャンネル」は2017年以来、下部バーに配置されていた。YouTubeが削除のテストを始めたのはこの春で、その際、フィードを「画面上部へ」移す実験をしていると9to5Googleに認めていた。最終版を公開したのは10月22日(木)。Homeには今後も変更を加えるとしているが、具体的な内容は明らかにしていない。

自分で選んだチャンネルへ直接移動できたボタンは、もうない。そうしたチャンネルは今後、YouTubeがユーザー向けに選んだフィードの隣のタブに並ぶ。

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