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『ラブ・イズ・ブラインド』司会のラシェイ夫妻、大坂なおみが利益を得た邸宅を再び売り出し

Victor Maslow
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家には家族の思い出が刻まれる。そして、その思い出を家族に割高な値段で売り戻すこともできる。Netflixのラブ・イズ・ブラインドで司会を務めるニック・ラシェイとヴァネッサ・ラシェイ夫妻が、タルザナにある邸宅を再び売りに出した。かつて夫妻がテニス選手の大坂なおみに売却し、その後、買い戻すために大坂に代金を支払った、サンフェルナンド・バレーの同じ家だ。

夫妻はこの家を「夢のマイホーム」と呼んできた。その言葉に買い手は大金を払う一方、不動産市場がその価値を認めることはあまりない。ラシェイ夫妻が再び手放そうとしている今、ひとつの問いが現実のものとなる。自分たちの郷愁に対して支払った上乗せ分は、そこに思い出のない他人に売るときにも通用するのだろうか。

大坂が買った家を、思い出という価値とともに売り戻した

重要なのは、出来事の順序だ。ラシェイ夫妻は、NFLの元ワイドレシーバー、ランドール・コブからこの物件を購入。その後、ヴァネッサがCBSのNCIS: Hawaiʻiで主演を務めることになり、家族でホノルルに移る際に売却した。買い手となったのが大坂だった。CBSが番組を打ち切ると、家族はロサンゼルスに戻り、エンシノの家を購入。その家は1年もたたないうちに再び売りに出され、夫妻は以前の家を買い戻そうと動いた。

大坂はその間、手をこまねいていたわけではない。Realtor.comによると、敷地内に新たな建物を増設し、ジムに加えて、サウナ、コールドプランジ、スチームルームを備えたリカバリースイートを設けた。The Wall Street Journalは、どちらの売買も一般向けに物件を公開する形では行われなかったと報じている。夫妻が家を取り戻すために支払った価格は、どれほどその家を欲しがっていたかを知る売り手との間で、非公開のまま合意された。

郷愁に払った上乗せ分はわずか

大坂がこの邸宅を購入したのは2022年2月で、価格は626万ドルだった。ラシェイ夫妻は2025年8月に795万ドルで買い戻しており、約170万ドルの上乗せとなった。The Agencyのマウリシオ・ウマンスキーとともに設定した新たな売り出し価格は819万5000ドル。一部メディアは810万ドルと丸めて報じている。夫妻が昨年支払った価格を約24万5000ドル、率にしておよそ3%上回る額だ。ロサンゼルスでこの価格帯の物件を売却する場合、仲介手数料だけで通常それ以上かかる。

一連の売買を通じて見れば、夫妻は2020年12月に最初に購入したときの価格、510万ドルを上回る額を手にすることになる。それでも、この家で最も確実に利益を得たのは、そこを夢の家と呼んだことのない唯一の所有者、大坂だった。ジムの建設にかかった費用を差し引く前で、約3年半の間におよそ170万ドルの利益を得た。

夫妻は2021年以降、何度も不動産を売買してきた。ホノルルに移った直後には880万ドルで住宅を購入。2024年7月にはエンシノの家を680万ドルで買い、1年もたたないうちに740万ドルで売りに出した。The Agencyによると、夫妻は「新たな章」のためにカリフォルニアを離れる予定だが、移転先は明らかにしていない。

次の買い手が手にするもの

売り出し物件は、約3万平方フィートの敷地に建つ、床面積6855平方フィートの住宅。寝室が5室、浴室が9室あり、サンフェルナンド・バレーを一望できる。映画館、ワインセラー、バー、アイランドカウンターを2台備えたシェフ仕様のキッチンもある。屋外にはプール、照明付きのフルサイズのバスケットボールコート、ピックルボールコートがあり、大坂が設けた約800平方フィートのゲストハウス兼ジムも付属する。テニスコートはない。

夫妻は連名の声明で「[この家]で暮らすのが大好きでした。たくさんの素晴らしい思い出ができました」と述べ、次に住む家族にも、自分たちと同じくらいこの家を気に入ってほしいと願っていると付け加えた。

次の買い手が手にするのは、大坂が設けたコールドプランジと、バレーを見渡す眺めだ。ラシェイ夫妻が同じ住所の家を2度も買うために、あれほどの金額を払おうとした理由までは手に入らない。

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