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ザスラフの配信事業の右腕JB・ペレットが残留、エリソン率いるスカイダンスでビジネス部門を統括

Deadlineによると、WBDのベテラン幹部はケイシー・ブロイズ、ジョージ・チークスと並び、Skydance DTCとSkydance TVの共同会長兼最高事業責任者に就く
Liv Altman
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買収された企業の幹部は、たいてい会社を去る。Warner Bros. Discoveryでデヴィッド・ザスラフ(David Zaslav)の最も近い側近の一人だったJB・ペレット(JB Perrette)は、その逆を選んだ。デヴィッド・エリソン(David Ellison)率いるSkydanceに残り、これまでより広い権限を担う。統合後の会社でコンテンツ部門を率いる2人の幹部に対し、事業面を担う存在となる。

Deadlineのデイド・ヘイズ(Dade Hayes)の報道によると、Skydanceの新経営陣をめぐる反応の多くは、ケイシー・ブロイズ(Casey Bloys)、チャニング・ダンジー(Channing Dungey)、ジョージ・チークス(George Cheeks)といったコンテンツ部門の幹部に注目していた。だがペレットは、Skydance DTCとSkydance TVの両方で共同会長兼最高事業責任者に就任する。ストリーミング部門の共同会長兼最高コンテンツ責任者であるブロイズ、テレビ部門で同じコンテンツ担当の肩書を持つチークスと並ぶ役職だ。配信、広告販売、コンテンツ販売、DTC戦略、マーケティング、事業運営をグローバルに直接統括する。

今回の人選の背景には、彼の経歴がある。WBDではグローバルなストリーミングとゲーム事業を率い、Skyとの長年のコンテンツ供給契約が終了した後、英国、ドイツ、イタリアを含む130以上の市場でHBO Maxを展開した。また、彼の在任中にストリーミング事業は黒字化した。一方、評価が分かれるのは、ザスラフとともに主導した2023年のHBO MaxからMaxへのブランド変更だ。サービスはその後、元の名称に戻っている。それ以前のDiscoveryでは、Discovery+とEurosportのストリーミングサービスの立ち上げに携わった。ザスラフと在籍時期が重なったNBCUniversalでは11年間勤務し、デジタルおよび系列局向け配信部門の社長に昇進。2007年にFoxとの合弁事業としてHuluを立ち上げた際にも、中心的な幹部の一人だった。

社内関係者によると、ペレットがエリソンと共同CEOのイーノン・クライツ(Ynon Kreiz)の信頼を得るまでには、数週間にわたる話し合いがあったという。「彼は会議室で最も的確な質問をすることが多く、全体像を最もよく把握している」と、元同僚の一人はDeadlineに語った。金銭面も後押しになった。3月に提出されたSEC(米証券取引委員会)への届け出では、取引に伴うペレットの収入は1億4,200万ドルとされており、ある関係者はそれが動機になった可能性を指摘した。「彼にお金が必要だったわけでは決してない。機会に心を動かされたのは明らかだ」と、その人物は話した。

待ち受けるのは、システム基盤の統合作業だ。Skydanceの投資家ジェリー・カルディナーレ(Gerry Cardinale)は先週、Paramount+、Pluto、BET+のバックエンドを統合したことで、すでに成果が出ており、「HBOの世界をここに迎え入れるときにも」同じことを行うと語った。ライバル企業のストリーミング部門幹部は、Skydanceが少なくとも60億ドルのコスト削減を目指すなか、この作業で数億ドルを節約できる可能性があると指摘する。「こういう仕事にはJBが適任だ。細部にまで踏み込むことをいとわないからだ」。一方、広告事業は未知数だ。関係者の一人は、広告分野で豊富な経験があるわけではないことから、ペレットの肩書をめぐって「かなりの混乱」が生じたと話す。また、その下に置かれる広告販売部門の指揮系統もまだ決まっていない。

別の情報筋は、この経験不足をさらに率直に表現した。「長年、アップフロントで当然のものとして扱ってきたことが、いまや誰の手にも渡りうる状況だ」と、その人物は語った。「エリソンは、会社をテクノロジー企業に変えようとしている」

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