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『ハンガー・ゲーム』新作『The Hunger Games: Sunrise on the Reaping』をMetaが3D化、劇場公開後は同社のVRグラスへ

Metaがハリウッドのスタジオと組んで映画を3D化するのは初めて。フランシス・ローレンス監督の前日譚は劇場公開後、新型Meta VR Glassesで視聴可能に
Veronica Loop
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ハリウッドは長年、映画館の先にある作品の行き先を、ストリーミングの問題として扱ってきた。これにハードウェアで応えようとしているのがLionsgateだ。次回作となるPanemの前日譚、The Hunger Games: Sunrise on the ReapingはMetaとの提携により立体映像へ変換され、劇場公開を終えた後はMetaの新しいVR Glassesで同じ形式の作品を楽しめる。Metaがハリウッドのスタジオと組み、映画を3D化するのは今回が初めてだ。

Deadlineが最初に報じたところによると、提携は公開の両段階を対象としている。劇場で上映される立体映像版はMetaが手がけ、オスカー受賞歴のある視覚効果・アニメーション制作会社DNEGとともに変換作業を完了。その同じバージョンが、劇場公開期間の終了後にヘッドセット向けに展開される。Lionsgateによれば、今後も同デバイスで同社の映画を配信する予定だが、作品名や提供時期はまだ発表されていない。

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今回の売りは、なんといってもグラスそのものだ。MetaはMeta Connect 2026でこの製品を発表し、約100グラムのフレームに5Kの「Infinite Display」、Dolby Vision、Dolby Atmosの空間オーディオ、Imax Enhanced対応を搭載するとアピールした。大作シリーズの新作が加わることで、スペックを示すデモ映像ではなく、注目作を楽しむための場が生まれる。『Catching Fire』と『Mockingjay』2作品、『The Ballad of Songbirds & Snakes』を監督したフランシス・ローレンスが、スーザン・コリンズの小説を映画化する本作でも監督を務める。若き日のヘイミッチ・アバナシー役はジョセフ・ザダ、スノー大統領役はレイフ・ファインズ、エフィー・トリンケット役はエル・ファニングが演じる。

Deadlineは、この提携にAIが関わっていないと強調している。それでも、AI活用に最も積極的なスタジオが、この分野で先を走る企業と手を組む構図には変わりない。Metaは9月にパーソナルAIエージェント「Meta Muse」を公開し、夏には「Meta Image AI」をめぐってハリウッドから反発を招いた。とりわけCAAは強く批判した。同機能では、ユーザーが公開Instagramアカウントのハンドル名を指定すると、その人物のAI画像を生成できた。Lionsgateは競合他社よりもはるかに慎重さを欠いてきた。2年前には、映画制作者の作業を拡張するためのカスタムモデル開発でRunwayと提携し、6月には同AI企業の株式を取得。保有する作品ライブラリーを活用し、AI生成の短編シリーズを制作する計画も立てている。

ただし、実現までのスケジュールは野心的な構想よりも差し迫っている。北米でのオープニング興行収入は6,000万〜7,000万ドルと予測される本作は、Lionsgateの感謝祭シーズンの目玉として11月20日に劇場公開される。一方、VR Glassesと、それに伴う家庭向け3D版の登場は2027年春の予定だ。これまでの『The Hunger Games』シリーズ5作品は、世界興行収入の合計が33億ドルを超えている。

LionsgateはすでにPanemの世界をスクリーンの外へ広げ、ロンドンでの舞台作品やドバイのテーマパークのアトラクションへと展開してきた。次に加わる会場は、重さ約100グラム。見る人の顔に装着する場所だ。

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写真: The Movie Database (TMDB)

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