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マシュー・マクファディンがジョージ・スマイリー役に、ル・カレの名スパイが『Legacy of Spies』で40年ぶりドラマ復帰

チェコでの撮影終了に合わせBBCとMGM+がファーストルックを公開、チャーリー・ハナムはアレック・リーマス役
Martha O'Hara
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ジョージ・スマイリーの人物像を決めてきたのは、何をするかというより、どれほどじっとしていられるかだ。厚い眼鏡をかけたフクロウのような公務員は、人の話に耳を傾けることで冷戦に勝利する。テレビでこの静けさを体現してきたのは、BBCの『Tinker Tailor Soldier Spy』と『Smiley’s People』以来、アレック・ギネス(Alec Guinness)だ。映画では、トーマス・アルフレッドソン(Tomas Alfredson)監督作でオスカーにノミネートされたゲイリー・オールドマンの演技が印象を残した。そして今、マシュー・マクファディンがその眼鏡を受け継ぐ。『Legacy of Spies』の初公開画像は、彼がこの系譜に連なる姿をはっきりと映し出している。

BBCとMGM+は、チェコでの撮影終了に合わせてファーストルック画像を公開した。Deadlineが報じたところによると、そこには『Succession』で知られるマクファディンがスマイリーのトレードマークである眼鏡をかけ、アレック・リーマス役のチャーリー・ハナムと並ぶ姿が写っている。全8話のドラマで、このキャラクターがテレビに戻るのは40年ぶり。純粋な英国作品ではなく、英国と米国の共同制作として登場する。

原作の軸となるのは、ジョン・ル・カレ(John le Carré)の名を世に知らしめた小説『寒い国から帰ったスパイ』と、作家が2017年に「サーカス」の世界へ久々に戻った『A Legacy of Spies』の物語だ。制作陣が発表した公式あらすじによれば、経験豊富な現場工作員リーマスは、若い東ドイツ人女性ドリス・クインツ(デヴリム・リングナウ・イスラモグル/Devrim Lingnau Islamoğlu)を勧誘し、価値の高いシュタージの文書を西側へ密輸させる。同じあらすじでは、2人を追うシュタージの対立する将校、ヨーゼフ・フィードラー(ダニエル・ブリュール/Daniel Brühl)とハンス=ディーター・ムント(フェリックス・カンメラー/Felix Kammerer)も描かれ、理想主義者でありながら事件に巻き込まれていくリズ・ゴールド役をアグネス・オケイシー(Agnes O’Casey)が演じる。

「サーカス」を支える顔ぶれも充実している。ビル・ヘイドン役はダン・スティーヴンス(Dan Stevens)、ピーター・ギラム役はジェイク・ダン(Jake Dunn)、コニー・サックス役はアンジャナ・ヴァサン(Anjana Vasan)、アン・スマイリー役はシャーロット・リッチー(Charlotte Ritchie)、ジム・プリドー役はジョー・アルウィン(Joe Alwyn)だ。6月に出演が明らかになったヒュー・ローリー(Hugh Laurie)は、情報機関を指揮するトップであり、道徳観の揺らぎを抱えたスマイリーの上司、コントロールを演じる。ローリーにとっては、『The Night Manager』に続く、The Ink Factory制作のル・カレ作品への出演となる。

The Ink Factoryは、作家の息子であるサイモン・コーンウェル(Simon Cornwell)とスティーヴン・コーンウェル(Stephen Cornwell)が運営する、ル・カレ家のファミリービジネスだ。スティーヴンはクラリッサ・イングラム(Clarissa Ingram)とともに脚本を手がけ、ショーランナーも務める。遺産管理団体側のエグゼクティブ・プロデューサーはニック・コーンウェル(Nick Cornwell)。『Say Nothing』を手がけたばかりのマイケル・レノックス(Michael Lennox)がリード・ディレクターを務め、クラウディア・リョサ(Claudia Llosa)が第2監督として参加する。『All Quiet on the Western Front』を手がけたAmusement Park Filmが共同制作に加わり、エグゼクティブ・プロデューサーにはグレアム・ヨスト(Graham Yost)、マクファディン、ハナムらが名を連ねる。

初公開日はまだ発表されていない。『Legacy of Spies』は英国ではBBC OneとBBC iPlayer、米国、ドイツ、スペイン、イタリア、オーストリア、ベルギー、オランダ、ブラジル、スペイン語圏のラテンアメリカではMGM+で配信・放送される。オーストラリアではSBS、ニュージーランドとスイスではSkyが放送し、CANAL+はフランスとフランス語圏の地域、中東欧、サブサハラ・アフリカで展開する。世界販売はFifth Seasonが担当し、BBCドラマ部門ディレクターのリンゼイ・ソルト(Lindsay Salt)が本作を発注した。

スマイリーがBBCに戻ってくる。クレジットにはル・カレの息子が3人並ぶ。サーカスを受け継いだ家族が今度は、誰にその眼鏡をかけさせるかを決めるのだ。

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写真: The Movie Database (TMDB)

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