音楽

テイラー・スウィフトのミュージックビデオ全58作品がSpotifyに登場、「Tim McGraw」から「Opalite」まで

Alice Lange
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Spotifyは、テイラー・スウィフトの公式ミュージックビデオ全作品をプラットフォームに追加した。全58作品が、Spotifyのミュージックビデオ機能をベータ版で提供している地域のPremium会員向けに、テレビ、デスクトップ、iOS、Androidで視聴できる。

楽曲そのものが新たにリリースされたわけではない。変わったのはビデオを見られる場所だ。各曲の音源と並んで、Spotifyアプリ内で視聴できるようになった。

「Tim McGraw」から「Opalite」まで

収録作品は、彼女のキャリア約20年を網羅している。始まりは、トレイ・ファンジョイ監督による初のミュージックビデオ「Tim McGraw」。2006年7月22日に公開された作品だ。そこから、今年公開された最新ビデオ「Opalite」まで続く。各アルバムの時代を象徴するシングルのビデオもそろい、Red(2012年)からは「I Knew You Were Trouble」と「Red」、さらにケンドリック・ラマーを迎えた「Bad Blood」、「Mine」、「Fearless」、「Sparks Fly」、「The Story of Us」などが含まれている。

YouTube video

Spotifyは発表の中で、2作品を特に取り上げた。「The Man」(2020年)により、スウィフトはMTV Video Music Awardsの最優秀監督賞を受賞した初の女性ソロ監督となった。約15分の「All Too Well: The Short Film」(2021年)は、2022年にトライベッカ映画祭で上映された。Spotifyの編集者、タリア・クレインズとクレア・ハイニッケンは、新たに聴き始める人に向けた入門編として、キャリアを横断する9本のビデオも選んでいる。

アプリでの視聴方法

ビデオがある楽曲では、「Switch to video」をタップすると映像に切り替わり、「Switch to audio」をタップすれば音源に戻る。スマートフォンを横向きにすると、ビデオが画面いっぱいに表示される。

Spotifyは、スウィフトの作品群に合わせて制作したカスタム仕様の再生・一時停止アニメーションも復活させた。アルバムごとに異なるデザインが用意されており、ビデオを表示しているかどうかにかかわらず、彼女の楽曲を再生すると画面に現れる。

スウィフトの作品群にとっての意味

ストリーミング時代の大半において、ミュージックビデオとその元になった録音音源は別々のプラットフォームに置かれてきた。音源はストリーミングサービス、映像はYouTubeという具合だ。全58本のビデオを楽曲と並べて公開することで、彼女の映像作品の歩みを、音楽を聴くのと同じアプリ内で一望できるようになる。今回の動きは、彼女が自身の作品を管理してきた姿勢にも通じる。再録プロジェクトでは過去の楽曲をアーカイブではなく、現在も価値を持つ作品として扱った。そして今、ビデオ作品にも同じ考え方が適用されている。

テイラー・スウィフトの公式ミュージックビデオは、機能がベータ版で提供されている地域のSpotify Premium会員が視聴できる。

訂正:この記事の以前の版では、「I Knew You Were Trouble」が新たな単独シングルとしてリリースされたと記載していました。同曲は2012年にアルバム Red の収録曲として発表されたものです。2026年9月16日にSpotifyで公開されたのは、スウィフトのビデオ作品群とともに追加された同曲の公式ミュージックビデオです。

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