音楽

ノラ・ジョーンズとクリス・ステイプルトン、初のデュエット曲はクリスマスソング「April’s Gone」

Alice Lange
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ノラ・ジョーンズとクリス・ステイプルトンが、ついに初めて一緒にレコーディングを行った。選んだのは、春の月をタイトルに冠したクリスマス・デュエットだ。「April’s Gone」は、冷めてしまった愛を取り戻そうと、ホリデーシーズンのきらめきを求めるカップルを描く。そう考えると、タイトルは一見したほど奇妙ではない。愛があったのは春。そして、この曲の季節は冬だ。

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このデュエットの始まりは、一つの曲と、頭から離れなくなった歌声だった。ジョーンズは、ホリデーアルバム『I Dream of Christmas』や、その後のアルバム『Visions』を手がけたプロデューサー、レオン・マイケルズと「April’s Gone」を書いた。リリース発表によると、二人が曲を完成させたあとも、ジョーンズの頭の中ではステイプルトンが歌う声が鳴り続けていたという。彼女は、以前からステイプルトンを敬愛し、一緒に歌いたいと思っていたと語っている。ウィリー・ネルソンのバンドで50年以上ハーモニカを演奏してきたミッキー・ラファエルが二人を引き合わせ、ほどなくして、ステイプルトンがこの曲を歌う録音がジョーンズの受信箱に届いた。

それぞれの声が生まれた場所は、紙の上では大きく異なる。ジョーンズは、デビュー作『Come Away With Me』でジャズ・ポップの名を広めたBlue Noteのピアニスト。一方のステイプルトンは、ざらついたバリトンを響かせる、ケンタッキー出身のシンガーソングライターだ。二人はすでに、Hollywood Bowlで開かれたウィリー・ネルソンの90歳を祝うコンサートの出演者として同じステージに名を連ねていた。Universal Music Japanによれば、楽曲はピアノ、ベース、ドラムを軸にした簡素なアレンジ。4分半という長さはホリデーシングルとしては長めで、ジングルというよりスローバラードに近い。

二人とも、この季節の音楽は初めてではない。ジョーンズはマイケルズとクリスマスアルバムを制作し、その後、ラウフェイとホリデーEP『Christmas With You』を発表した。ステイプルトンは、ケリー・クラークソンの2枚目のクリスマスアルバム『When Christmas Comes Around…』で、彼女と「Glow」を歌っている。「April’s Gone」は、二人のどちらかが相手をこの領域に迎えた初めての曲であり、祝祭感ではなく失恋を軸にしている。

まだ発表されていないことも多い。このシングルはどちらかの新作アルバムに関連したものではなく、フルサイズのミュージックビデオも未公開で、あるのは鳩のアートワークを使ったビジュアライザーだけだ。二人そろってのライブも予定されていない。ホリデーシーズンのデュエットが定着するかどうかは、最初の週末の反応ではなく、12月のラジオ番組編成担当者やプレイリスト編集者の判断にかかっている。

「April’s Gone」は2026年10月9日、Blue Noteからストリーミング配信でリリースされた。ジョーンズはまた、11月27日のRecord Store Day Black Friday限定アナログLP『Playing Along, Volume 2』も発表している。参加レコード店のみで販売される作品だ。自身のポッドキャスト『Norah Jones Is Playing Along』シーズン2からの演奏を収録し、ルシンダ・ウィリアムズ、ジェイソン・イズベル、ジョシュア・オム、メシェル・ンデゲオチェロ、Lucius、ロン・カーター、ビル・フリゼール、ジョシュ・グローバンらがゲストとして参加している。

このLPの発売はクリスマスのおよそ1カ月前。「April’s Gone」にとって本当の試金石となるのは、今年だけでなく、来年の12月にも流れる曲になるかどうかだ。

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