ゲーミング

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』Switch 2版、フクロウの長話は短く ナビィには新たなセリフ

Adrian Kessler
Googleで追加する

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』で最もネタにされてきた会話が、ついに短くなるかもしれない。任天堂の新作リメイクを先行プレイしたメディアによると、リンクを歩みの途中で呼び止め、行き先を説明したうえに「もう一度聞くか」と尋ねていたフクロウのケポラ・ゲボラは、今回は手短に話すと、そのまま飛び去ったという。ただし、各メディアの先行プレイ記事を読み比べると、変わったのはフクロウだけではない。任天堂はゲーム内の手取り足取りの案内をなくしたのではなく、その役割を別の場所へ移したようだ。

この違いは、リメイクが自分に合うかどうかを考えている人にとって重要だ。シリーズに慣れたプレイヤーは、避けられない中断が減る。一方、初めて遊ぶ人にも案内は用意されている。ただし、今度はクエストログやゲーム世界のあちこちに隠されたヒント、そして大声ではなくテキストの吹き出しで話す妖精へと分散されている。

YouTube video

フクロウの会話は実際どう変わったのか

Eurogamerのロッティ・リン(Lottie Lynn)は、ハイラル平原とハイラル城下町を探索できる約15分間のプレイに臨むにあたり、オリジナル版にあったあの罠を警戒していた。NINTENDO 64版では、フクロウの長い説明は最後に「もう一度聞くか」と尋ねて終わる。テキストを飛ばそうとボタンを連打すると、かえって説明を丸ごともう一度聞かされることもあった。ところが今回は会話が短く、マップへの言及もなく、フクロウはそのまま飛び去ったとリンは記している。

ただし、これはあくまで一度の遭遇であり、記事の見出しに「どうやら」とあるのには理由がある。リン自身、ゲームのほかの場面でもフクロウの台詞が短くなっているかどうかは分からないという。彼女が見たのは、ハイラル平原のはずれで起きる最初の遭遇だ。オリジナル版では、ここでフクロウがリンクにハイラル城へ向かうよう促す。フクロウが作品からいなくなったわけでもない。リメイク版のトレーラーには、ハイリア湖からリンクを運ぶ姿が映っている。

案内役はどこへ移ったのか

Nintendo Lifeの先行プレイ記事でも、ナビィに同じ傾向が見られた。おなじみの「ねえ、聞いて!」がミームになった妖精は、少なくとも音声では以前ほど頻繁に話さなくなったようだ。そして、かつて彼女が担っていた案内役の多くは、ポーズメニューから開くクエストログ「Threads of Time」へ移されたように見える。NPRの先行プレイ記事でも、同じログが紹介されている。

とはいえ、ナビィが黙り込んだわけではない。探索中には、声のない新たな台詞が画面中央の吹き出しに表示される。デクの樹の内部にある大きな落とし穴の手前では「高いところね……」、森の神殿のねじれた通路では「曲がりくねってる!」、ハイラル平原に初めて足を踏み入れたときには「わあ、世界って広い!」といった具合だ。Nintendo Lifeは、こうした台詞の大半を害のない雰囲気づくりのテキストと評しながらも、デモで唯一しっくりこなかった要素だとした。プレイヤーが風景を説明なしに読み解くことを学んだ『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の後だけに、なおさらそう感じられたという。同記事によれば、画面上の案内表示や会話は非表示にもできる。

ほかのヒントは、ゲーム世界そのものにも組み込まれている。Eurogamerは、ハイラル平原の崖に隠れるように設けられた、放棄された野営地を発見した。そこには妖精が残したメモがあり、ナビィが「木に向かって転がる」というコツを教えてくれる。Nintendo Lifeによると、マップのあちこちには妖精が残した光る印があり、ヒントを見つけられるようになっている。GamesRadarは、城下町の住人たちが次の目的地へプレイヤーを導いてくれる点に注目し、牧場主のタロンを探すのを手伝ってくれる男性も紹介した。

リメイク版にも案内役が必要な理由

その仕組みが必要な理由は分かりやすい。新しいハイラルは、置き換えられる旧作の世界よりもはるかに密度が高く、情報量が増えれば、どこを見ればよいのか分かりにくくなる。NPRのジェームズ・パーキンス・マストロマリーノ(James Perkins Mastromarino)は、必要な鍵が入った宝箱の前を通り過ぎ、森の神殿で先へ進めなくなった。正しい方向を示した任天堂の担当者も、細かな要素が目を圧倒し、次にどこへ向かえばよいのか分かりにくくなる可能性を認めた。1998年の解決策は、飛ばせない長い説明だった。今回のリメイクでは、必要なときに開けるログ、探せば見つかるヒント、そして以前より頻度は下がっても、やはりプレイを中断する台詞が用意されている。

先行プレイで確認されたほかの変更にも、同じ考え方が通底している。Nintendo Lifeによると、森の神殿のブロックを押して進む部屋にはリフトが追加され、ポウの絵画を使ったパズルからは制限時間がなくなった。Eurogamerは、デクの樹の内部を下っていく途中の障害物が減ったと報告し、任天堂は何かを取り除くことなく、従来のゲームにあった隙間を埋めていると評した。リンクはボタン操作でジャンプできるようになった一方、NPRによれば、プレイヤーは従来の操作方法を選ぶこともできる。

プレイヤーが楽しめる要素と、その登場時期

先行プレイ記事と同時に公開された任天堂の新たな5分間の紹介トレーラーには、倒したモンスターの像を並べた部屋も登場する。任天堂の説明によると、そこを訪れてモンスターについて学んだり、再戦に挑んだりできる。また、Switch 2のマイクに向かって口ずさんだメロディーや、実際の楽器で演奏した旋律にオカリナが反応する様子も披露された。台詞が増えたフルボイスのカットシーンや、オーケストラによるスコアも確認できる。2027年には新たなamiiboが2種類発売され、特別なマスクをアンロックできる。既存のゼルダ amiiboをタッチすると、報酬を受け取れる。

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』は2026年11月5日、Nintendo Switch 2向けに独占発売される。価格はダウンロード版が59.99ドル、パッケージ版が69.99ドル。ただしNotebookcheckによると、WalmartとAmazonはパッケージ版の予約価格をダウンロード版と同じ価格に設定している。本作の大型バージョンとしては、1998年のNINTENDO 64版、そして行き詰まったプレイヤー向けの解説動画がすでに追加されていた2011年の『時のオカリナ 3D』に続く、3作目となる。

デモはハイラル平原で終了した。ハイリア湖から飛び立つ場面を含め、フクロウがこの先の冒険で止まる場所のすべてが、変更が冒険全体に行き渡っているのか、それとも最初の挨拶だけに限られるのかを、製品版で確かめる機会となる。

タグ: , , , , ,

Googleで追加する

ディスカッション

0件のコメントがあります。